土曜の昼飯
月曜日, 9月 12th, 2016たまたま大崎へと出かけていた際、正午前のいい時間だったので、
お昼処を探していると、和風で博多系のお店を見つける。
ご飯、高菜、明太子が食べ放題の店で、鯖みりんがおかずと聞いて
早速入店した。
・・・先にお金を払う店か。
お昼には良い値段を払う。
中に入ると、囲炉裏は無いが古民家の囲炉裏の部屋のようなデザインの
店内に、カウンター、長テーブル、座敷が幾つか有るのが分かった。
店員さんにカウンターへと案内される。
座ってすぐに気付く。小さな注ぎ口のないポットのような容器の中に、
高菜と明太子が確認出来た。なるほど。おかわりの度に逐次注文を頼む
システムでないのは面倒が無くて助かる。
しばらくすると、ご飯、味噌汁、鯖みりん、小鉢が来た。
味噌汁は白味噌で好みだ。
早速味噌汁を一汁呑み、ご飯をそのまま頂く。
少し水気が足りないのは、大量に炊いているが故だろうか。
鯖みりんは、鯖の脂とみりんの甘さが絶妙で美味い。
小鉢は何だったか忘れた。
明太子を取り出し、ご飯の上に載せる。明太子は皮付きだ。美味い。
高菜を取り出し、ご飯の上に載せる。程々な辛さで調度良い。
鯖みりんが半分になった頃にご飯が無くなった。おかわりを注文し、
茶碗を渡す。カウンター越しだ。おかげですぐにおかわりは来た。
ごはんの水気は変わらず。
また、明太子と高菜をご飯に載せ、食べる。
世にはバターを明太子と合わせて食べる御仁も居るらしいが、私は遠慮する。
何故ならば、明太子はご飯に載せて食べるのが1番美味い食べ方であり、
私の前からご飯が無くなる事はない以上、別の組み合わせ等は選択し得ないからだ。
※私感です
そんな事を考えながら食べていると、鯖みりんも無くなり、
2杯目のご飯も消えていた。小鉢もいつの間にか消えていた。
味噌汁を呑み上げ、私は箸を置いた。
帰る際には、店と同じ建物の上階で仕事をしていたと思われる会社員の人達が、
一気に店へ雪崩れ込んできた。
今日の魚は美味かったぞと内心呟きながら、私は店を後にした。