最近、大分市で森林セラピーのセラピーガイドを行っている方と知り合い
森林浴のことについて色々な話を聞きました。
このセラピーガイドというのは、「森林を訪れる利用者に対して、森林浴効果が上がるような散策や運動を現地で案内する者」
のことらしいです。
森林の案内や運動はセラピーガイドさんによって異なるらしいのですが、
そのガイドさんは、とにかく自然に任せて利用者に感じ取ってもらうことを重視しているとのことで、
森林を案内する際に自分は少しの説明をするくらいで、後は森林の風景・匂い・音などを利用者の五感で感じ取ってもらうとの事でした。
なぜ森林浴が身体にいいのかというと、木が発している「フィトンチッド」なるものに効果があるらしです。
木は自分で動くことができないため害虫などの他の動物から身を守ることがでず、「フィトンチッド」を発して他の
動物を攻撃し、寄せ付けないようにしているとの事でした。
これがなぜ人間の身体にいいのかというと、害虫などの免疫力に比べて人間の免疫力は強いため、この「フィトンチッド」が
免疫力に程よく負荷をあたえ、免疫力を高めてくれるらしいです。
他の動物を攻撃する成分が、人間の身体にいいとは驚きでした。
一度森林浴を行うと、大体1ヶ月ぐらいは「フィトンチッド」の効果が持続するとの事です。
この「フィトンチッド」、朝方の木から多く発せられているとの事らしいので
皆さんも、近くに小さくてもいいので森林があれば、朝方に森林浴に出けてみてはどうでしょうか?