Chromeがテキストエディタとして便利

stenretniです。先月庭の梅が咲きました。

梅

最近、ChromeやFirefoxの開発者ツール付属のテキストエディタがマルチカーソルに対応していることに気がつきました。

まず、Chromeをテキストエディタとして使うまでの手順です。

  1. F12キーを押して開発者ツールを開きます
  2. Sourcesタブを押してソースエディタを開きます
  3. エクスプローラから開発者ツールにフォルダをドラッグします
  4. 許可のボタンを押します
  5. 左のファイル一覧にフォルダが現れます

一度ここまですませておけば、ファイル一覧に加わったフォルダはそのまま残るので、その後はF12からすぐ使えます。

ブラウザにドッキングしたままだとちょっと狭いので、右上の「・・・」からウィンドウに分離することをおすすめします。

ファイルを開く(Ctrl+P)と、そのマルチカーソルを使って編集ができます。

  • Ctrl+Dを繰り返し押すと、ファイル内の同一の単語を選択できます。
  • Ctrlを押しながら左クリックすると、クリックしたところにカーソルが増えます。
  • Altを押しながら上下にドラッグすると、ドラッグしたところにカーソルが増えます。

マルチカーソルの操作感は言葉で説明しづらいので、Visual Studio CodeのページSublime TextのトップページのアニメーションFirefoxの開発者ブログの記事をご覧ください。(それも面倒な方のためにgifを引用しておきます↓)

editor-multiple-selection

テキスト置換でも同じことができますが、マルチカーソルは正規表現に頭をひねる必要がなく気楽に使えます(形に残らないのでスクリプトで再利用しにくいのが玉に瑕ですが)。

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