「質問」しながら説明する
abe-tです。
最近ビジネス書やハウツー本などを読んでいるのですが、
その中で「なるほど」と思ったことを書きたいと思います。
質問を使うと相手の頭を整理して話せる。
相手に説明をするときは、一方的に話すということは稀で、
相手の話を引き出しながら、状況に合わせて、適切に物事を伝えていくことが大切。
会話の中で「質問」する場合のメリットは以下の3つ
- 質問の回答を考えることにより、相手の中で思考が語源化される
- 相手に中に「自分が言った言葉」によって、道筋が生まれる
- 相手が求めている情報がわかるので、補足・追加説明すべきことがわかる
【質問の回答を考えることにより、相手の中で思考が語源化される】
思考は頭の中で事前にまとまることはなく、アウトプットするときにはじめて形になる。
逆に言えば、アウトプットしない限り、思考はまとまらない。
相手に頭を整理してもらうには、相手に話をしてもらうことが一番、
そのために最適な手段が「質問」です。
【相手に中に「自分が言った言葉」によって、道筋が生まれる】
相手が自分で口にしたことで自然と道筋が生まれることがあります。
説明者は、この道筋に沿って説明を行うことができます。
「売れる営業は聞き上手」といわれるのは、相手が言ったことの道筋に沿って話すから、
逆に相手に話させずに一方的に話をしまくる営業マンは、相手にとって筋の通らない、
一方通行の説明に終始するので売れない。
【相手が求めている情報がわかるので、補足・追加説明すべきことがわかる】
一歩通行に説明するよりも、相手に「質問」することで、
相手からの情報が得られます。
説明することの本質は「相手の聞きたいこと」を話すことです。
自分本位の説明ばかりしていては意味がありません。
質問をすることによって相手の求めていることを聞き出しながら、
説明の方向性を修正していくことが可能になります。
以上のように相手の頭にある考えをうまく引き出しながら、
自分の伝えたい内容を組み立て、
それをしっかり伝えていくことが上手な説明のコツです。
私自身、誰かに説明をするときは一方通行になりがちで、
そもそも説明中に質問しようという考え自体ありませんでした。
今後は、説明中に「質問」を織り交ぜながら、
「相手の聞きたいこと」を話すことができるよう、日々練習していきます。