PlantUMLというツールのこと

stenretniです。
本社前のイチョウはまだ緑色をしていますが、ちょっとしおれてきた気がします。

いちょう

フリーで使いやすいUML図を書くツールをずっと探していたのですが、鉛筆と紙を超えるものがなかなかありませんでした。最近はPlantUMLというツールがとても自分好みのインターフェイスで気に入っており、愛用しています。メモ帳で書いたファイルを読ませると、SVGやPNGといった画像が出力されます。日本語にも対応しており、文法リファレンスも翻訳されています。とっかかりでは紙に優るものはありませんが、自分の場合はあとから見返すとき字が判読できるというのがよいところです。

コンポーネント図の例です。

plantuml

@startuml

left to right direction

node foo {
    component a
    component b
    component c
    node bar {
        component d
        component e
        component f
    }
    node baz {
        component g
        component h
    }
    component i
}

cloud hoge {
    component j
    component k
    component l
}

d --> h : "依存"
d --> e : "依存"
a --> d : "依存"
a --> h : "依存"
a --> b : "依存"
a --> c : "依存"
a --> e : "依存"
a --> i : "依存"
a --> f : "依存"
a --> g : "依存"
l --> g : "依存"
j --> c : "依存"
i --> d : "依存"
f --> h : "依存"

@enduml

その他、最近見つけたものです。

  • Windowsのイベントビューアはフィルタやソートの反応が悪く扱いづらいのですが、.evtxファイルに保存すればPowerShellでCSVに変換できるということを最近知りました。一旦CSVにしてしまえばあとは煮るなり焼くなりできます。

    Get-WinEvent -Path hoge.evtx | Export-Csv -encoding Default -notypeinformation -path hoge.csv

    イベントを扱うコマンドにはGet-EventLogGet-WinEventの二つがありますが、後発の後者のほうが読み取れるイベントが多いそうです。

  • Delphi(とC++Builder)の無料版が復活したそうです。6の頃からC#に対抗してだいぶ機能が増えていると思うので、一度触ってみたいです。

3 Responses to “PlantUMLというツールのこと”

  1. F513 Says:

    早速、試してみました。
    コマンドを覚えれば、お絵かきツールで書くより早くできそうですね。
    テキストエディタ Atom でも使えるので、結構良いかも。

  2. shirato Says:

    Windows のイベントビューアは扱いづらいですよね…。
    PowerShell で絞り込んでから CSV に変換、よさそうですね。

  3. stenretni Says:

    > F513 さん
    はい。好き嫌いは分かれると思いますが、マウスで箱と矢印を重ならないように動かすよりも座標を計算するマクロを書きたくなる自分のような人種には嬉しいです。
    # Visioだと自動で配置するボタンがあるのでそもそもこの悩みと無縁なのだろうと思いますけど

    > shirato さん
    はい。これを知ったお陰で一つ絞り込んでバグの兆候を見つけて直すことができました。
    イベントビューアは読み込みが遅い分絞り込みやソートが早いかというと別段そういうことも無いのが不思議です…

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