Windows 10更新後落ちた落とし穴

stenretniです。帰り道カニを見かけました。

kani

先週大分本社と東京支社の若手スタッフの間で、発表会というかたちで顔を合わせてお互いに業務の様子を共有しました。メールの連絡だけでは読み取れなかった事情や知らなかった専門用語の解説などが聞けて、とても楽しかったです。皆さんありがとうございました。

最近開発機をWindows 10にアップデートしました。

3時間ほどは機嫌よく動いていたのですが、それから奇妙な現象が起きました。解像度を変更するときのように、画面がゆっくり明滅を繰り返すのです。これではまともに操作できないと再起動した所、今度はログイン画面が表示されなくなりました。

開発機にはグラフィックボードが入っているので、原因はそのドライバの関係だろうと考えました。他の端末で調べてみたところ、Windows 10では再起動せずに適用できる更新は確認なくその場でインストールされるようです (たとえそれが不具合のあるグラフィックドライバでも…)。

ドライバのアンインストールならセーフモードの出番ですが、ここでもうひとつ落とし穴に落ちました。Windows 8以降、F8キーを押してセーフモードに入ることはできません。設定でF8を有効にすることはできますが、そのためにはまずWindowsを正常に起動する必要があります。

F8キーを有効にしておらず、リカバリメディアを作ってもいないマシンでセーフモードに入る方法は、ブート中電源断を3度繰り返すという、ちょっと心臓に悪いものでした。

セーフモードに入ることは出来ましたが、そちらも同様の画面の明滅が起きて入れませんでしたので、回復環境のメニューにあった再インストールボタンを押しました。

再インストール後は、ふたたび不具合入りのドライバがインストールされてしまうのを防ぐため、ドライバをWindows Updateから受信しない設定に急いで切り替えました。(あとから考えると、ネットワークを切っておけば急ぐ必要はなかったと思います)

その後は比較的安定しています。Win+TabでMacのような仮想デスクトップが使えるようになったのが嬉しいです。

2 Responses to “Windows 10更新後落ちた落とし穴”

  1. yuki Says:

    10は裏で「何かが動いている」ことがよくあるので少々怖い

  2. stenretni Says:

    離席して戻ってくるとディスクアクセスのランプが光っていて、マウスを動かすとぴたっと止まるのを見ると、隠し事がヘタな子供を見ているような気分になりますね。

    この辺のアイドルタスクはVistaの頃からいくつかありました(定期デフラグ、検索インデクサSuperFetchディスククリーンアップ)が、その面子は変わっていないように見えます。

    プロセスモニタで見ただけの推測ですが、アップデート前の残骸(Windows.old)を数週間経つと徐々に消す仕事をディスククリーンアップが担っているのではないかと思います。

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