確証バイアス

システムの運用・保守などしていると新規問題の分析や解析を行うことがある。
そういった中で注意するべきにバイアスについて記載したい。

確証バイアス」Wikipediaから引用。
認知心理学や社会心理学における用語で、仮説や信念を検証する際にそれを支持する情報ばかりを集め、
反証する情報を無視または集めようとしない傾向のこと。
認知バイアスの一種。また、その結果として稀な事象の起こる確率を過大評価しがちであることも知られている。

要約すると、先入観や思い込みからくるものを求めることです。

調査の場では問題解決の障害になる可能性があります。思い込みを持って調査するとその思い込みにそった情報を探そうとするので本来の原因が違った場合に特定までに回り道してしまう。

それを避けるには調査方法などを適切にワークフロー化し、考え方の部分ではその仮説を反証するものを検証してみることや、その仮説以上に有力な説がないか検証するなどして、自分が考えたことが確証バイアスに陥っていないか気をつけることが必要になると思います。

One Response to “確証バイアス”

  1. stenretni Says:

    この辺の人間のしょうもない行動に名前をつけた概念は好きです。
    コンコルド効果も有名ですね。(労力やお金をつぎ込むほど実態より魅力が増すように感じて捨てるに捨てられなくなること)
    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B3%E3%83%B3%E3%82%B3%E3%83%AB%E3%83%89%E5%8A%B9%E6%9E%9C

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